コストコにある “スタバ製” ネスプレッソ互換カプセルってどうなの? コスパや味わいをチェック

コストコ(Costco)で販売されている『スターバックス コーヒーカプセル』をご存じでしょうか。

カプセル式コーヒーマシン「ネスプレッソ」で使えるスターバックス コーヒー印の互換カプセルです。『エスプレッソ ロースト』と『コロンビア ロースト』の2種類、計80個のセットパックで、純正カプセルよりはお買い得感があるため、気になる人も多そう。それにスタバブランドは強いですし。というわけで、コスパなど気になる点をチェックしてみました。

スターバックス コーヒーカプセル|4,480円

80個入り|1個あたり56円

コストコで見かける『スターバックス コーヒーカプセル』は4,480円(税込)。カプセル式コーヒーマシン「ネスプレッソ(Nespresso)」で使える互換カプセルですね(「Compatible with Nespresso machines.」と記載あり)。ブランド的には(直販の)純正カプセルよりも、スターバックスコーヒー版のほうが気になる人も多いのでは? 銘柄は『エスプレッソ ロースト』と『コロンビア エスプレッソ』の2種類。各40個、計80個のセットパッケージで、1杯あたり56円。純正カプセルは1杯70〜90円が主流なので、コスパ的に2〜4割ほど安い点も魅力的ですね。あとはお口にさえ合えば……。原産国はフランスです(純正カプセルはスイス製造)。

純正カプセルはアルミ製ですが、スタバの互換カプセルは安っぽいプラスチック製。使い方は純正も互換も同じです。そういえば、互換カプセルの場合、ルンゴ(Lungo)で抽出するとコーヒー粉も抽出されるような気がする……と指摘する人もいる模様です(そうかな?)。

それでは各カプセルをエスプレッソモードで抽出した場合の味傾向をチェックしてみましょう。

味わいをチェック

『エスプレッソ ロースト』の場合

『エスプレッソ ロースト』は、スタバ基準でもっとも深煎りのダークローストだけあり、濃厚な苦味を主体としたどっしり系テイスト。でも、クレマ層がしっかりある分、口当たりはほんのりマイルドですね。甘さのある香りに、スタバらしいピリッとしたスパイシーさをわずかに感じさせる味わい。クセの弱い風味なので、ミルクや豆乳と合わせて飲むのにもちょうどよいですよ。

  • 生豆生産国|ペルー、コスタリカ
  • 挽き方|中細挽き
  • ロースト|ダークロースト

『コロンビア エスプレッソ』の場合

『コロンビア エスプレッソ』は、スタバ基準で中煎り程度となるミディアムローストの銘柄。結論から言うと、ルンゴ向きかと思います。『エスプレッソ ロースト』と比べると、とくにふくよかな香りが好印象ですね。やわらかい甘みを感じさせるフレーバー。そして特徴的な酸味。鋭く細い酸味が舌の奥で感じられます。苦味が抜けたあと、オブラートに包まれていた酸味が溶け出してくる感覚ですかねぇ。ルンゴなど湯量多めで(120ccくらい)飲むのがよさげ。

  • 生豆生産国|コロンビア
  • 挽き方|中細挽き
  • ロースト|ミディアムロースト

本家コーヒー豆×エスプレッソマシンとの差は……?

一応、コーヒー豆からエスプレッソ抽出した場合の味とも比較してみました。使用したエスプレッソマシンはJURA製「ENA Micro 1」、豆11gを極細挽きで抽出しています。感想は以下のとおりです。

  • エスプレッソ ロースト …… 酸味の無い、コクはやや浅めのクリアな苦味。スパイシー感あり。生豆生産国はコロンビアとブラジルで、互換カプセル(ペルー、コスタリカ)とは異なるものの、ほぼ同じベクトルの味わい。風味の強さはコーヒー豆のほうが上に感じられる。
  • コロンビア(※) …… そもそもエスプレッソ向きの銘柄ではないせいか、苦味と酸味がアンバランスで甘みも感じにくい味に。ネスプレッソ用カプセルのほうが良バランスでおいしく感じられる。 ※コーヒー豆「コロンビア」と互換カプセル『コロンビア エスプレッソ』は生豆生産国は同じですが、商品名が異なるように、詳細部分で異なる可能性はあります。

豆を買うよりお得? コスパをチェックしてみる

コーヒー豆「エスプレッソ ロースト」との比較

スタバでコーヒー豆「エスプレッソ ロースト」を購入した場合の参考価格は250g入りで1,240円(税込)。1杯11gほど使うとして約23杯分(※)、1杯あたりのコストは約54円(税込)。ネスプレッソ互換カプセルは1杯56円なので、豆を買うよりやや割高ですね。ただ、自宅でドリップやエスプレッソ抽出する手間が省けることを考えると、むしろ安いという認識でもよい気もします。

※カプセル内のコーヒー粉は6g前後なので、コーヒー豆のコスパも6gで計算したほうがいいのかもしれませんが、自宅で6gで淹れるっけ……?ってことで11gに統一しました。細かいハナシ終わり。

コーヒー豆「コロンビア」との比較

スタバでコーヒー豆「コロンビア」を購入した場合の参考価格は250g入りで1,140円(税込)。1杯11gほど使うとして約23杯分、1杯あたりのコストは約50円(税込)。1杯56円のネスプレッソ互換カプセル『コロンビア エスプレッソ』と比べるとけっこう割安感はありますね。

つまるところ、総合的に見れば『スターバックス コーヒーカプセル』は、スタバのコーヒー豆と比べて妥当なコスパ感だと思われます。「コストコだから激お得」というほどの価格でもないですね。これ以上お得に購入したい場合は、セール対象品のときにまとめ買いしておきましょう。

純正カプセルと比べればお得な半面……

ネスプレッソの純正カプセルとコスパを比べたら、スタバ互換カプセルは2〜4割ほどお得。味わいは問題ないので、『スターバックス コーヒーカプセル』を基準にネスプレッソ生活を送るのも悪くないかと思います。ただ、それだと『エスプレッソ ロースト』と『コロンビア エスプレッソ』の2種類をローテーションし続けることに。それはちょっとツマラナイ。本品を軸に、ときどき純正カプセルを購入してバラエティ感のあるコーヒーライフを愉しむ――それくらいがちょうどいいのかもしれません。

商品情報:

  • 内容量|220g(55g × 4箱)× 2
  • 原産国|フランス
  • 輸入者|コストコホールセールジャパン
  • 原材料・エスプレッソ ロースト|コーヒー豆(生豆生産国:ペルー、コスタリカ)
  • 原材料・コロンビア エスプレッソ|コーヒー豆(生豆生産国:コロンビア)

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