大容量・高コスパのコストコは、生鮮品である野菜や果物の取り扱いも充実しています。が、なかには聞きなれない品種もありますし、海外産のものも……。はたして買っても大丈夫なのか、気になりますよね。
たとえばコストコの『ストロベリー 907g 』はアメリカ産。1パックにいちごが43個入っていました。これって、一般のスーパーのものと比べておトクなのでしょうか?
そこで、mitokではコストコ食材のアレンジレシピでお馴染みの塩野めいこさんに、ガチンコのレビューを依頼。2歳・4歳の男児を育てる主婦の目線から、厳しくチェックしてもらいました!
※本検証は、2017年12月4日に購入した1パックについてのものです。個体差、保存状態、購入店、入荷時期などによって、品質は異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。あくまでも判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
『ストロベリー 907g』の商品情報
- 価格 1,698円(税込)
- 量 43個入り、1.08kg(実測値)
- 250gあたり 393円
- 産地 アメリカ
- メーカー Driscoll’s
- 購入日 2017年12月4日
- 消費期限 記載なし
鮮度は?
固めの容器にギュウギュウ詰めされた輸入いちごですが、目立った傷はありません。鮮度もよし! パンパンに膨れて、水分いっぱいです。色づき方にはバラツキあり。赤く色づいているものから順に食べていくと良いでしょう。
サイズもいろいろありますが、一番小さなものでも直径2.5cmほどあり、食べごたえは十分です。
味は?
味は淡白で、酸っぱい系の素朴な味です。日本のブランドいちごのような味を期待すると肩透かしになるかも。特に購入間もないころは酸味が強めで、いちご好きの2歳の子供は一口食べて「すっぱい!」と顔をしかめていました。
2日置くと、香りがすこし強くなり、甘酸っぱい味わいに。「甘い」とまでは言えない感じですが、子供もおいしそうに頬張っていましたよ。
コスパは?
この時期(12月)、近所のスーパーでは「とちおとめ」が出回り始めていました。1パック250gほどで、お値段は537円(税込)です。
一方、コストコのものは250gあたり393円(税込)となりますので、コスパとしては悪くありません。今、お菓子作りなどでいちごがたくさん必要な場合は、コストコのものを選ぶのがおトクと言えそうです。
『ストロベリー 900g』のおすすめ度は?
- おすすめ度 ★★★☆☆
- 甘みを加えて食べるならアリ
- ショートケーキを作るなら便利
本品は、いちごらしい香りはあるものの、酸味が目立つので、そのままではなく、加糖して食べるのに向いています。私は練乳をたっぷりかけるのが好きなのですが、これぐらい酸味があるとさっぱりとして、練乳の濃い甘さとバランスが取れる感じです。
ほかにも、プレーンヨーグルトに砂糖をたっぷり入れていちごにかけたり、シリアルに入れたり、スムージーにしたりしてもいいでしょう。もちろん、ジャムにするのもアリ。ただ、粒が大きいので、シロップ煮程度にしたほうが、果実感を楽しめていいかも。
また、日本のいちごの「走り」の時期である今、クリスマスケーキ用として大量に必要ならば、コストコの『ストロベリー』はコスパ的には優秀。甘い生クリームたっぷりのケーキに、甘酸っぱいいちごはよいコントラストになりそうですよ。
商品の評価と詳細情報
産地 | アメリカ |
メーカー | Driscoll’s |