コストコで販売しているアメリカ産牛肉の『リブアイステーキ』はご存知でしょうか。
リブアイは牛の背中の部分の肉でして、サーロインよりも赤身のコクが濃厚に感じられます。適度な噛みごたえもあって「ワイルドに肉をほおばる楽しみ」を求めるなら、おすすめの部位ですよ! 今回はこのリブアイステーキを上手に焼く方法をご紹介しましょう。
価格・内容量は?
こちらがコストコの精肉コーナーで販売されているアメリカ産牛肉の『リブアイステーキ』(品番 98302)。お値段は100gあたり638円(税込)です。購入したものは正味量901gで5,748円でした。アメリカ農務省(USDA)の格付けとしては「チョイス」グレード(4段階の上から2番め)となります。
ちなみに「リブアイ」は牛の背中の部分の肉のこと。日本では「リブロース」とも呼ばれます。
お肉をチェック
購入したものは、1パックに2枚入りでした。つまり1枚あたりは450gという大ボリュームで、厚みも3cmほどあります。お値段は1枚2,874円ですね。
ちなみに、「いきなり!ステーキ」で450gのアメリカ産リブロースステーキを注文すると、税込価格は3,354円ほど(690円/100g)となります。グレードが不明なので単純比較はできませんが、コストコで買ったものをいい感じに調理できれば、オトク感があると言えそう! そこで、このステーキ肉を上手に焼く方法を紹介していきます。
コストコのリブアイステーキを上手に焼く方法
ここで紹介する方法はあくまで一例です。下ごしらえは最小限で塩コショウも振らず(食べるときに味付け)、焼くときにバターや脂を使わない、非常にシンプルな調理となります。それでも、お肉のおいしさは十分堪能できるんです。
とはいえ、ご家庭ごとにコンロの火力なども異なりますので、これをベースにお好みで調理方法をアレンジするといいでしょう。
焼く際にいちばん重要なのは、肉を常温に戻しておくことです。冷蔵庫から出したばかりだと冷えすぎで、うまく火が通らず失敗しがち。なので、室温の中で1時間ほど置いておきましょう。また、キッチンペーパーなどを使って表面のドリップを吸い取っておくと、余計なくさみを除くことができます。
本品は肉の間にもスジや脂身が存在しています。購入時点でスジ切り処理は行われていますが、ご家庭でも調理前にしっかり包丁を入れておくと、焼いたときに縮んでそり返ることがなく安心です。内側の白い部分に包丁を立てて軽くトントンと刺せばOK。
いよいよ焼いていきましょう。フライパンをコンロにのせ、強火でしっかりと熱しておきます。
フライパンが十分熱くなったら、牛肉を入れてすぐに弱火にします。このまま動かさず、3分ほど焼き付けましょう。お肉の側面の色が下から3分の1ほど白くなった頃合いでひっくり返します。
そのまま、裏面も3分焼きます。火力はずっと弱火です。
表と裏を焼き終えたら、再びひっくり返し、火を止めます。そのまま3分、余熱で火を通していきます。
内側の火の通り加減を確認する方法としては、お肉に菜箸を軽く刺し、その穴の周辺を押したときに出てくる肉汁が赤ければレア。透明ならば火が通っている状態。お好みのところで完成としましょう。
どんな味わい? やわらかい?
焼き上がったものを包丁でカットしてみると、表面は火が通っていますが、真ん中のほうはピンク色。ミディアムレアといったところでしょうか。肉汁をたっぷり含んでジューシーな見た目になっています。
味付けは、お皿に盛り付けたあと、岩塩と胡椒をミルで挽いて振りかけるだけ。これで肉の風味を最大限楽しめます。
さてこのリブアイ、赤身中心ですがけっこう柔らかい! 赤身とサシのバランスのおかげで適度な噛みごたえのある柔らかさなんですね。そして、肉のうまみが濃厚! ハラミなど内臓系の肉のようなコクがありつつもイヤミになりすぎず、サーロインのようなまろやかさをあわせ持っています。これは2切れ、3切れとどんどん食べ進めたくなるおいしさですね~。
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『リブアイステーキ』は噛みごたえといい、風味といい、適度にワイルド感があって「肉を食べている」という充実感を得られます。肉をほおばる楽しみを堪能したいなら、おすすめですよ~。
いっぽうで、そういうワイルド感よりも端正な味わいのステーキを求めるなら、『USプライムビーフ サーロインステーキ』がいいでしょう(本品よりもグレードが上でありながらグラム単価が安いのもポイント)。コストコのステーキ肉も、お好みで使い分けると吉です!
商品の評価と詳細情報
品番 | 98302 |
内容量 | 901g(参考) |
消費期限 | 加工日の3日後 |
保存方法 | 要冷蔵4℃以下 |
加工者 | コストコホールセールジャパン |
原材料 | アメリカ産牛肉 |