コストコ(Costco)で販売されている『塩数の子』(トライデント新潟フーズ)をご存じでしょうか。
お正月食材としては定番であり縁起物である数の子。コストコでもお得なプライスで塩数の子が販売されています。塩抜きの手間はあるものの、その先にはおいしい食感&味わいが待っているわけです。年末年始食材をお探しの方、本品も一緒にどうぞ〜。
トライデント新潟フーズ|塩数の子|1,980円
冷蔵魚介商品コーナーで見かける『塩数の子』は1,980円(税込)。トライデント新潟フーズによる商品で、米国アラスカ産のニシンの卵を使った塩数の子が500g分(7本)入り。単価は1本あたり約283円、100gあたり396円。通販サイトなどで同量の商品を探すと4,000円以上するケースが多いので、コストコで調達するのがお得ですね。なお、塩数の子は塩蔵加工されておりまして、食べるにはまず塩抜きからはじめましょう。
まずは塩抜きしてから
塩数の子をそのまま食べると当然ながら塩辛いので、事前準備として、食塩水を使って塩抜き処理を行なう必要があります。真水を使うのはNG。適度な濃度の食塩水に浸け、ゆっくりと数の子全体の塩分濃度を下げていくわけですね。塩抜き手順についてはパッケージ裏に記載されていますが、以下のような方法でもOKです(参考|やまか「塩数の子の上手な塩抜き方法」)。
- 数の子3〜4本を塩抜きする場合
- ボウルなどに食塩水を用意。食塩水は水1リットルに対し、小さじ1杯(5g)の塩を混ぜる。
- 食塩水に数の子を3〜4時間浸ける。
- 食塩水を捨て、再度手順1・2を実施する。
- 食塩水を捨て、手順1の食塩水を作り、塩数の子を6〜8時間浸ける。途中で数の子の塩加減を味見し、好みの加減になったら塩抜きを終了してもOK。
数の子の塩抜き、けっこう時間がかかるんですよね。数の子の塩分濃度を下げすぎると苦味成分が残るようなので、まずは2回目の浸け置きが終了した時点で数の子の塩加減をチェックしておきましょう。場合によってはそこで完了かも。なお、塩数の子を浸ける容器はジップロックなどの密閉型パックでも大丈夫ですよ。
味付け数の子がおすすめ
塩抜きが終わったらあとは食べるだけ。ふやけた薄皮はそのまま放置で問題ありませんが、気になるなら取り除いておきましょう(キッチンペーパーで軽くこする感じ)。
独特のパリッと弾けるような食べ心地、粒の一つひとつがプチプチと旨みを滲ませ、食感でも味わいでも華やかさを感じさせます。くさみも無し。言い方は俗ですが、クセになる食材ですよね。500g分の塩数の子を2,000円以下で買えるのはかなりお得。味わいも十分だし、安心して購入してOKだと思いますよ。
ちなみに、塩抜き後の数の子をさらに調味液で味付け処理するのもおすすめ。パッケージ裏に記載の味付け方法(下記)のほか、薄めた麺つゆでも十分だったりします。1箱に7本ほど入っているので、4本はそのまま、3本は味付け調理といった分け方でもよさそうですね。
- 塩抜きした数の子200g(だいたい3本分)に対し、以下の分量で調味液を作る。だし汁(2カップ)、酒(大さじ2杯)、薄口醤油(大さじ3杯)、塩(小さじ1/3)を煮立てて冷ます。密封容器に数の子と調味液を入れ、冷蔵庫で一晩浸け置く。
* * *
正月の定番食材である数の子。コストコの『塩数の子』(トライデント新潟フーズ)はコスパ良好だし、味わいも安定感あり。カニやマグロなどの年末年始食材の買い出しとあわせて、本品もぜひどうぞ。
商品の評価と詳細情報
内容量 | 500g |
カロリー | 100gあたり133kcal(食塩相当量 18.5g) |
製造者 | トライデント新潟フーズ |
保存方法 | 要冷蔵(0〜10℃) |
原材料 | ニシンの卵(アメリカ)、食塩 |