野菜や果物の取り扱いも充実しているコストコ。でも、聞きなれない品種だったり、海外産だったりと、買っても大丈夫なのか気になりますよね。
たとえば『ロメインハーツリーフ』は、アメリカ産のロメインレタス。根元がカットされた状態で、一袋に907g(3株)入っています。はたして、鮮度や味がどうなのか、買っても大丈夫なのか、気になりますよね。
そこで、mitokではコストコ食材のアレンジレシピでお馴染みの塩野めいこさんに、ガチンコのレビューを依頼。2歳・4歳の男児を育てる主婦の目線から、厳しくチェックしてもらいました!
※本検証は、2018年3月23日に購入した1袋についてのものです。個体差、保存状態、購入店、入荷時期などによって、品質は異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。あくまでも判断材料のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
『ロメインハーツリーフ 907g』の商品情報
- 価格|798円(税込)
- 量|3株で1,080g(実測値)
- 単価|100gあたり75.28円
- 産地|アメリカ
- メーカー|Misionero vegetables
- 購入日|2018年3月23日
- 消費期限|記載なし
1袋に3株入り。それぞれ、洗浄され、根元がカットされた状態になっています。ちなみに、左が340g、中央が350g、右が390gでした。アメリカ産ロメインレタスであるこの『ロメインハーツリーフ』は、国産のものとは種類が異なるようで、見た目や味などが微妙に違っています。
鮮度は?
根元の切り口をチェックしてみたところ、乾燥していますね。水分が抜けたためか、スが入っています。また、外側の葉の一部にも褐変が見られました。食べても害はないのですが、見た目も食感もよくないので、トリミングしたほうがいいでしょう。内側は問題ありませんでしたが、鮮度が万全とはいい難いですね。
味は?
可食部分については、葉先が柔らかく、根元もシャキシャキしています。ただ、ロメインレタス特有の香りが薄め。そのいっぽうで苦味がやや強く感じられました。アメリカ産の類似種ゆえに、風味が異なるのかも?
ただ、一般的に、ロメインレタスは水分が抜けるほど苦味を感じやすくなるとも言われているので、早めに消費するに越したことはないでしょう。
コスパは?
コストコでは、熊本県産の『ロメインレタス』も取り扱っています。そちらは、1月末時点での購入価格は870g(2株入り)で399円(税込)。100gあたり45.86円でした。
それに対して本品は100gあたり75.28円なので、けっこうお高く感じてしまいますね~。コスパの面では、あまりおすすめできません。
『ロメインハーツリーフ 907g』のおすすめ度は?
- おすすめ度 ★★☆☆☆
- 国産ロメインレタスの在庫がなかったときの選択肢
というわけで本品は、鮮度、価格ともに、同じコストコで取り扱いのある国産ロメインレタスに負けているという結果になりました。両方の在庫がある場合は、あえてこちらを選ぶ必要はないかもしれません。
さて、この『ロメインハーツリーフ』は実測1kgと大量にあるので、サラダだと食べきれないかも? そんなときには、炒め物がおすすめ。ごま油ににんにくを入れてから火にかけ、ロメインレタスを投入。軽く火が通るまで強火でサッと炒めたら完成です。サラダだと目立っていた苦味が抑えられ、レタス特有のコクと甘みが際立つように。ご飯がいけちゃう一品に大変身します。レタスが痛んでしまったときにも使えるアレンジ技ですよ!
商品の評価と詳細情報
産地 | アメリカ |
メーカー | Misionero vegetables |