コストコで販売されている『ウォーターフィルター カートリッジ(8個)』はご存知でしょうか。
ブリタ(BRITA)のポット型浄水器(「アルーナ」など)で使用可能な互換カートリッジです。公式カートリッジと比べて使い勝手はやや劣りますが、なんといっても割安! コスパを重視するなら本品を選ぶとよいでしょう。
コストコ|ウォーターフィルター カートリッジ(8個)|3,980円
こちらがコストコPB・カークランドシグネチャー(KIRKLAND Signature)印の『ウォーターフィルター カートリッジ(Water Filter Cartridges)』(品番:22452)。
日本の水質に基づいて開発された浄水用カートリッジが8個入って、お値段は3,980円(税込)です。1個あたりのコスパ(単価)は約500円。ちなみに、コストコオンラインショップでも4,498円(税込)で取り扱いがありますよ。
浄水器メーカー・ブリタ(BRITA)のカートリッジ『マクストラプラス(MAXTRA+)』(コストコで取り扱いあり)との互換品でして、ブリタの ポット型浄水器(「アルーナ」など)で使用可能です。
コスパを調べてみた
コストコでは、この『ウォーターフィルター カートリッジ(8個)』のほかに、ブリタ公式の『マクストラプラス カートリッジ(8個入)』も取り扱いがあります。そのコスパを比較してみました。
カークランドシグネチャー ウォーターフィルターカートリッジ
- 店舗での通常時……1個あたり498円
- 店舗でのセール時……1個あたり398円
ブリタ マクストラプラス カートリッジ
- 店舗での通常時……1個あたり657円
- 店舗でのセール時……1個あたり589円
というわけで、『ブリタ マクストラプラス カートリッジ』の店舗でのセール価格は1個あたり589円。それに対し、コストコ版なら通常価格でも15%ほど割安、セール時なら約32%も割安なんですね。コスパだけでいうなら、『カークランドシグネチャー ウォーターフィルターカートリッジ』は非常にお買得と言えそうです。
ブリタ版との違いは?
互換品として使えるコストコ版カートリッジですが、ブリタ版と同一品というわけではなさそうです。並べてみると、まず形状が異なることがわかるでしょう。
また、「材料の種類:ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート」「ろ材の種類:活性炭、イオン交換樹脂」あたりは同じなのですが、たとえば下記のように、記述にこまかい違いがあります。
浄水能力15項目除去(JIS S 3201での試験結果)
- コストコ版……総ろ過水量300リットル、除去率80%
- ブリタ版……総ろ過水量150リットル、除去率80%
ろ材交換時期の目安
- コストコ版……1日3.5リットル使用の場合 8週間(合計196リットル)
- ブリタ版……1日5.3リットル使用の場合 4週間(合計148.4リットル)
コストコ版を「アルーナ」にセットしてみた
コストコ版カートリッジを、ブリタの ポット型浄水器「アルーナ」にセットしてみました。
コストコ版カートリッジは、ピタッとハマる感じではなく、ちゃんとフィットしたかがわかりにくい印象ですね。無理に押し込むと、ガッチリハマりすぎて取り外しが難しくなります(個体差があるかも?)。
取り出すときに掴むつまみ部分が、力の入りづらい位置なのもマイナスポイント。この点、ブリタ版ならピタッとハマるし、楽に取り外せます(つまみ部分も掴みやすい)。
コストコ版カートリッジで浄水した水について、ブリタ版と味に違いがあるかどうかは正直わかりません。ただ、水道水を直接飲むのと比べて、まろやかだしくさみもない印象。浄水力自体は、それなりにありそうです。
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コストコPBの『ウォーターフィルター カートリッジ(8個)』は、ブリタの浄水ポットで使える、格安の互換カートリッジです。コストコでは公式カートリッジの取り扱いもありますが、コスパを重視するなら本品を選ぶとよいでしょう。セットする際、無理に押し込みすぎないよう気をつけてくださいね。
商品の評価と詳細情報
品番 | 22452 |
内容量 | 8個 |
材料の種類 | ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート |
ろ材の種類 | 活性炭、イオン交換樹脂 |
ろ過流量 | 0.16L/分(BRITAポット型浄水器本体使用時) |
原産国 | ドイツ |
ろ材取換時期の目安 | 1日3.5L使用の場合 8週間 |