コストコ(Costco)で販売されている『生ずわいがに(加熱用)』をご存じでしょうか。
ズワイガニの棒肉や爪や肩肉など各部位1.1kg分を詰めた徳用パックです。カニ鍋するならこれ! 半割状態で食べやすいし、濃厚なカニの旨みとふっくら食感を堪能できるし、締めにはカニだしたっぷりの雑炊も愉しめるしっ。お値段はそれなりにしますが、コスパは良好。食卓を美味&ゴージャス食材でキメたいときの候補にぜひどうぞ。
価格・内容量は?
コストコの冷凍海産物コーナーで販売されている『生ずわいがに(加熱用)』は4,980円(税込、品番 95535)。アメリカ産ズワイガニの各部位セットで約1.1kg分(100gあたり約453円)。
カニ鍋なら、4人家族で十分に堪能できるボリューム感。ボイル済みのものではないので、食べる際は一度加熱する必要があります。ちなみに米国産ということはベーリング海なんかで獲れるやつなんですかね?(某カニ漁番組の影響)
※2020年12月3日時点では、同商品は1.1kgで4,980円(税込)と、前年同様の価格となっています。
ズワイガニは各部位約1.1kg分。半割された棒肉、爪、爪下、肩肉あたりが詰まっております。この手のカニセットでは一般的な構成ですね。
カニ鍋を食べる準備
加熱用のカニは鍋にぴったり。旨みがしっかり染み出すんですよね。なので今回はカニ鍋をご紹介しましょう。準備はまずは解凍から。商品パッケージ記載の方法を含め、2パターンほどあります。
- 表面の氷を水で洗い流してから冷蔵庫で自然解凍する(2〜3時間ほど)
- ビニール袋に移し、半解凍状態になるまで5〜15分ほど流水にあてる
どちらの方法でもOKですが、後者の方法はカニしゃぶの食べ方を検索するとよく紹介されるパターンのようです。
鍋つゆは、カニの旨みをシンプルに味わいやすい昆布だし汁がおすすめ。作り方は昆布を使ってもいいし、手間なら顆粒タイプなどの調味料を使ってもOK。その場合は、なるべくおとなしいテイストのものをどうぞ。
定番はカニ鍋……からの雑炊
昆布だしの準備もできたら、あとはお好きな具材と一緒にカニを煮込んでいきましょう。鍋がフツフツとしてきたところでカニを投入し、煮込みすぎない程度で食べるのがよいかと(このあたりはお好みですが)。棒肉も爪も半割状態なので食べやすいですよ。
肉厚でふっくらとした口当たり、繊維質の身はぷりっとした食感もあるし、なんといっても旨みが濃いんですよね。塩加減が強い気もしますが、それでも上品で濃厚なカニの味わいは素直においしい……! 甘みも感じるような、磯の旨味成分を濃縮したような……いくらでも食えますわ。米国産云々はまったく気にならず、みんなが満足できるズワイガニだと思いますよ。
ひと通り食べ終えたら、残り汁を使ってカニ雑炊をどうぞ。ズワイガニの旨みがよく染み出した汁なので、味付けはそれだけで十分。締めの雑炊分、お腹に余裕をもたせておきましょう。
カニしゃぶというパターンも?
カニ鍋の前に “カニしゃぶ” からスタートというパターンもありますね。昆布だし汁を使って。
ただ、本品は生食用ではないし、しゃぶしゃぶ用と銘打たれているわけではないので熱の通し加減が難しいところ。いわゆるレア状態ではなく、中まで熱を通したウェルダン状態が無難かと思います。
使用する部位は棒肉。しっかり解凍して半割の殻も剥いておき、昆布だし汁に15秒間くらいはくぐらせましょう。
長時間加熱したものと違い、身はかなりふっくらやわらか。とろけるような口当たりと、芯まで甘みを強く感じる味わいはカニしゃぶならではですね〜。
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年末年始の食卓を飾る豪華食材として定番のカニ。『生ずわいがに(加熱用)』は旨みも量も申し分のないお得なパックです。コストコではボイル済みのズワイガニも販売されていますが、カニ鍋を囲むなら本品(加熱用)を選びましょう。
商品の評価と詳細情報
品番 | 95535 |
内容量 | 1,100g |
保存方法 | −18℃以下で保存 |
加工者 | コストコホールセールジャパン |
原産国 | アメリカ |
輸入者 | トライデント・シーフード・アジア・インク 日本支社 |
原材料 | ずわいがに/酸化防止剤(亜硫酸塩) |