コストコの上級にぎり寿司といえば『特選ファミリー盛』。確かなクオリティのネタと、1貫100円ほどで50貫入ったコスパ感がウケているわけですが、なにやら最近値下げになった模様です。
このご時世に!? ネタは「サーモン」「ほたて貝柱」「ぶり」「真鯛」「生えび」「たこ」「いか」「ゆでえび」「いくら醤油漬け」の9種類。あれ、肝心のネタが入っていないような…!?
『特選ファミリー盛50貫』の価格・コスパは?
こちらがコストコの『特選ファミリー盛50貫(PREMIUM SUSHI COMBO 50CT)』(品番:94408)。お値段は4,780円(税込)です。1貫あたりのコスパ(単価)は約96円。
以前ご紹介したときは、4,980円(税込)でした。ほかの惣菜が値上げされていくなかで(『寿司ファミリー盛48貫』は2,980円→3,380円に)、なぜ本品は値下げ…? というわけで、内容をチェックしてみました。
本まぐろがない?(赤身・中トロ)
今回のラインナップは以下のとおりです。
- サーモン …… 10貫
- ほたて貝柱 …… 5貫
- ぶり …… 5貫
- 真鯛 …… 5貫
- 生えび …… 5貫
- たこ …… 5貫
- いか …… 5貫
- ゆでえび …… 5貫
- いくら醤油漬け …… 5貫
以上、9種類50貫。ちなみに、重量を編集部で計量してみたところ、1,720gありました。1貫あたり約34gという感じです。
…って、あれ? これまで当然のように入っていた「本まぐろ」がありません。2021年4月時点や2021年9月時点では、赤身5貫、中トロ5貫の合計10貫入っていたのですが、本品では0貫(※)。なるほど、これが値下げの理由かもしれませんね~。
※調べてみると22年11月時点でも本まぐろは入っていた模様。けっこう短期間でネタ構成が変わるようです。今回ご紹介するネタ構成も短期間で終わっちゃうかも?
各ネタをチェック!
とはいえ、それぞれのネタはなかなかの高クオリティ。酢飯は固すぎず柔らかすぎず、味付けも適度な酸味と甘さで、ネタとの相性が良好でした。
「サーモン」はとろっとした舌触りで、身のうまみ、脂の甘みを楽しめます。「いか」は噛むごとにねっとりとほぐれていき、淡泊なうまみが広がってきます。「ぶり」はシャクシャクとした歯ごたえ。脂がのっていて、うまみ十分ですね。
「生えび」は赤海老ですかね。適度な弾力のある食感で、その甘みとうまみを堪能できます。「たこ」は熱を通してあります。歯ごたえしっかり系で、噛むごとにその味がじんわりと広がってきます。「真鯛」はねっとりとした食感。淡白ながら確かなうまみを、上品に感じさせてくれます。
「ほたて貝柱」は柔らかな弾力があり、コクのある甘みがたまらないですね。「ゆでえび」は赤色の部分が色濃く出て、見た目がきれい。シャクシャクとした歯ごたえとえびらしい風味を楽しめます。「生えび」とはまた違った魅力がありますよ。「いくら醤油漬け」は、酢飯とのバランスが絶妙で、しょっぱすぎず、うまみをしっかり感じさせてくれました。海苔の風味が最高です。
というわけで「本まぐろ」の入っていない『特選ファミリー盛50貫』ですが、1貫96円であることを考えれば、それぞれのネタは十分に高クオリティだったと言えます。若干華やかさは欠けるものの、ホムパなどでのお客様をもてなす役割をしっかりと果たしてくれることでしょう。
『特選ファミリー盛50貫』のカロリーは?
カロリーもチェックしておきましょう。
『特選ファミリー盛50貫』は100gあたり272kcal(たんぱく質 10.8g、脂質 3.4g、炭水化物 47.7g、食塩相当量 0.83g)。つまり全体(1,720gと想定)では、約4,678kcalとなります。1貫(34gと想定)で92kcalほど。
1人あたり8貫ずついただくとすると、摂取カロリーは736kcalといったところですね。お召し上がりの際の目安にしてください。
商品の評価と詳細情報
品番 | 94408 |
内容量 | 1,720g(参考) |
カロリー | 100gあたり272kcal(たんぱく質 10.8g、脂質 3.4g、炭水化物 47.7g、食塩相当量 0.83g) |
製造者 | コストコホールセールジャパン |
消費期限 | 加工日当日 |
保存方法 | 要冷蔵4℃以下 |
原材料 | 酢飯(国産米使用)、サーモン、ほたて貝柱、ぶり、真鯛、生えび、たこ加工品、いか、ゆでえび、いくら醤油漬け、わさび加工品、海苔/香辛料抽出物、酸味料、増粘多糖類、着色料(紅花黄、クチナシ)、酸化防止剤(V.C)、(一部に小麦・えび・いか・いくら・さけ・大豆を含む) |