コストコで販売されているアメリカ産牛肉『チョイスビーフ 肩ロースステーキ』はご存知でしょうか。
サーロインやリブアイといった部位と比べると、圧倒的に安いのが肩ロースです。赤身中心でそこそこ歯ごたえがありますが、味のバランスがよく、肉々しさを堪能できます。1枚600gという巨大サイズで、お皿に盛り付けたときのボリューミーな迫力がすごい! 今回はこのステーキ肉を上手に焼く方法をご紹介しましょう。
価格・内容量は?
こちらがコストコの精肉コーナーで販売されている『USチョイスビーフ 肩ロースステーキ』です。アメリカ産の牛肉で、USDA(アメリカ農務省)の格付けは「チョイス」グレード(4段階の上から2番め)。お値段は100gあたり185円(税込、品番 98322)です。購入したものは、正味量1,746gで3,230円でした。
チョイスグレードのステーキ肉といえば、『サーロインステーキ ニューヨークカット』(399円/100g)や『リブアイステーキ』(638円/100g)、『ミスジステーキ』(258円/100g)、さらには期間限定ですが『骨付きリブロースステーキ』(348円/100g)なんてのもあります(それぞれのグラム単価は購入当時のもの)。それらと比べて、この『肩ロースステーキ』のグラム単価は非常に安い!
パッケージに入ってたのは、2.5cmほどの厚みでスライスされたステーキ肉が3枚。1枚あたり600g弱で1,080円ほどという計算ですね。肩ロースなので、いくつかの繊維が集まっており、間にスジや脂身を挟んだ断面になっています。『USA ビーフ肩ロース カタマリ』をスライスすれば、まさにこうなりそう。
上手に焼く方法
まず、冷蔵庫から出して、30分~1時間ほど置き、室温に戻しておきます。下準備の前に、表面のドリップをキッチンペーパーで吸い取りましょう。本品はスジ切り済ですが、追加で処理をしておくと、焼いたときの反り返りを防止できて安心です。部位と部位の境界となるスジや脂肪の白い部分に沿って、包丁をトントンと軽く刺しておきましょう。ただし、やりすぎると部位ごとにバラけてしまうのでご注意。
裏表に塩こしょうをして、しばらくなじませます。
フライパンを強火でしっかりと熱してから、ステーキ肉を投入! 火力を弱中火にして、2分ほど焼き付けます。
ひっくり返して、裏面も2分ほど焼きましょう。火力は引き続き弱中火です。その後、火を止めて2分ほど放置し、余熱で火を通していきます。
焼き上がったステーキを包丁でカットしてみました。表面から1~2mmくらいは焼き色がついていますが、その内側はレアな状態。水分を含んでつやつやとしています。
ただ、カットしたときに出る肉汁は、他のステーキ肉に比べると少なめ。これは、焼きすぎるとパサパサになる可能性がありますね。
どんな味わい?
さすがに600gもあると、盛り付けるとお皿からあふれんばかりのボリューム感になります。テンションがあがるビジュアルですね~。カットすると部位ごとにほぐれるので、一口ずつ食べやすいサイズになりますよ。
ただし、部位によって硬さがけっこう違います。かなり噛みごたえのあるサイドと、適度な歯ごたえのサイドがあるので、特に硬い部位に関しては、お子様が噛み切れるか注意が必要。細かく切ってあげれば大丈夫でしょう。
この肩ロースステーキ、味のバランスがいいですね。おいしさのレベル自体はそれほど高くなく、うまみの奥行きはそこそこですが、クセがなく非常に食べやすいんです。肉汁は少なめですが、脂が少ないので口当たりが軽く、おかげでたっぷりと量を食べられますよ。肉充にうってつけですね。
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『USチョイスビーフ 肩ロースステーキ』は、ステーキ肉としてのお値段はかなりお手頃。肉質はやや硬めですが、味のバランスは良好です。食べごたえがあって満足感を得られる、コスパのよいお肉ですよ。特別の日でなくても肉充したい、肉をたくさん食べたい! というときに選ぶとよいでしょう。
商品の評価と詳細情報
品番 | 98322 |
内容量 | 1,746g(参考) |
消費期限 | 加工日の3日後 |
加工者 | コストコホールセールジャパン |
保存方法 | 要冷蔵4℃以下 |
原材料 | 牛肉(アメリカ産) |