コストコで販売されている『シャインマスカット(長野県産)』をご存じでしょうか。
ぶどうはコストコでは定番フルーツですけど、こんなブランド品種が並ぶこともあるんですね。しかもだいぶお安い。気になる甘さをチェックしてみましたよ。
『シャインマスカット(長野県産)』の価格・内容量は?
ひんやり青果倉庫エリアで見かける『シャインマスカット(長野県産)』。コストコでは通年でさまざまなぶどうが販売されていますが、有名品種「シャインマスカット」を見かけるのは珍しいですかね?
お値段は1.2kg(2房くらい)で2,080円(税込、品番 27171)。1kgで5,000円超えもザラなシャインマスカットなので、かなりお買い得感はありますねぇ。安すぎ!? ラベルには「KING OF GRAPE ENERGEE INC.」とあります(栄農人のサイト記載のものと同じロゴマークかな)。
食べ方は?
食べる際はよく水洗いしてからどうぞ。けっこう黒ずんだものが付着しているんですよね。水をはったボウルにつけて一粒ずつやさしく洗う感じがよいかと。そのあとは皮ごとパクっと食べてOKですよ。
見た目をチェック
第一印象としては、サイズは不揃いでおおむね小粒、色の鮮やかさが弱いかな。
いちおう比較用にひとつ。上の写真は東京の青果店で購入したシャインマスカット(1房2,280円)です。コストコ版と比べると明るいエメラルドで粒が大きく、皮がみずみずしく張っていて元気な印象です。もちろん、シャインマスカットにも等級があるようなので、コストコ版はお安く販売できるタイプなのかと思います(*)。
*ただ、今年はシャインマスカットの取引価格がかなり下がっているそうで(日本経済新聞「シャインマスカット卸値15%安 輸出不調で出回り増加」より)。
種がある?
お味の前に気になったのが種の存在です。
店頭POPでは「種なし」との記載があったのですが、わりと種があったりして。感覚的には3割くらいは種あり(パッケージ自体には種なし表記は見当たらない)。個体差なのかな?
シャインマスカットはそもそも種のある品種であり、種なしについては栽培過程でそういう処理を施しているのだそうで(農林水産省「シャインマスカットを購入したが、種が入っていた。本当にシャインマスカットなのか。」より)。種のあるとなしとでは食べやすさが違いますよねぇ……。
どれくらい甘い?
お味については期待どおりでしょう。
糖度感の高い甘酸っぱさ。甘みは強くても焼け付くようなベタ甘さではなく、酸味との調和がよくとれた上品なテイストとなっています。なめらかで締まりのある果肉とジューシーさ、特有の芯のある香り。いくらでも食べられるおいしさでしょう。
果汁のBrix値(=ほぼ糖度)を簡易測定してみたところ約19度でした。シャインマスカットの糖度は18〜21度くらいが多いようなので、コストコ版も余裕で範囲内ですね。
というわけで、このお安い『シャインマスカット(長野県産)』、食べやすさという点では気になるところはあるものの、風味的には期待どおりの甘みが楽しめますよ。
商品の評価と詳細情報
品番 | 27171 |
内容量 | 1.2kg |
カロリー | ー |
原材料 | ぶどう |